アスクル、ランサムウェア障害の復旧進捗を公表、仙台・福岡DCで出荷再開

■物流システム復旧を段階拡大、単品取扱商品2万5千点へ

 アスクル<2678>(東証プライム)は12月25日、2025年10月19日に発生したランサムウェア攻撃によるシステム障害について、サービス復旧の進捗状況を発表した。本格復旧フェーズに入り、物流機能の段階的な再開と取扱商品の拡大を進めている。

 同日から、ASKUL仙台DCおよび福岡DCでも物流システムを使用した商品出荷を再開した。これにより、単品(バラ)単位で注文可能な商品は約1万6千商品から約2万5千商品へ拡大した。出荷拠点が限定されているため、配送には1日から7日程度のリードタイムを要するが、安全稼働を最優先に、順次出荷センターを拡大し、従来水準への回復を目指す。

 一方、同社は情報流出や再発防止への対応も継続している。12月22日には「アスクルのサイバーセキュリティ」専用Webコンテンツを開設し、情報セキュリティに対する考え方や取り組みを公表した。情報流出に該当する顧客や取引先には個別連絡を行い、長期的な監視体制の下で必要な追加対応を進めるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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