【株式市場】日経平均は63円高と反発、TOPIXも小幅上昇、クリスマスで閑散相場

■売買代金3兆円割れで今年最低

 12月25日、日経平均株価の大引けは63円69銭高の5万407円79銭と反発し、TOPIX(東証株価指数)も10.61ポイント高の3417.98ポイントと上昇した。もっとも、上昇幅はいずれも小さく、方向感に乏しい一日だった。

 クリスマスを迎え、前日の米国市場が短縮取引となり、海外主要市場の多くが休場となった影響で取引参加者は限られた。目立った材料が見当たらず、東京市場では様子見姿勢が強まり、株価指数は終日小幅な値動きにとどまった。今年最低水準の薄商いとなった。

 東証プライム市場の出来高は13億3721万株、売買代金は2兆9824億円だった。騰落銘柄数は値上がり1164銘柄、値下がり389銘柄、変わらず51銘柄で、全体の約73%が上昇した。業種別では全33業種のうち26業種が上昇し、パルプ・紙、金属製品、不動産業などが堅調だった一方、非鉄金属、繊維製品、鉱業などは下落した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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