4日新規上場となったくすりの窓口は初値1580円の後1789円(公開価格の5%高)まで上げ好調

■「メディア事業」「みんなのお薬箱事業」「基幹システム事業」を展開

10月4日新規上場となったくすりの窓口<5592>(東証グロース)は取引開始後まもなく1580円で売買が成立し初値をつけた。公開価格は1700円。その後1789円(公開価格の5%高)まで上げる場面をみせ、午前11時にかけては1710円前後で堅調に売買されている。

 同社グループの事業は、「メディア事業」「みんなのお薬箱事業」「基幹システム事業」から構成されている。「メディア事業」は『EPARKくすりの窓口』による薬局からの処方箋インターネット予約に係る手数料収入が主体。「みんなのお薬箱事業」は『eオーダーシステム』の初期導入費用収入とシステム利用料収入、『みんなの共同仕入れサービス』の手数料収入などが中心。「基幹システム事業」は初期導入費用収入と月額利用料収入が中心。2024年3月期の各事業の予想売り上げは、メディア事業31億17百万円、みんなのお薬箱事業32億57百万円、基幹システム事業19億24百万円(合わせて前期比12%増)を見込む。設立は2004年9月。

 2024年3月期の業績予想(連結・会社発表)は、3事業の利益最大化を図り、売上高を82億98百円(前期比12%増)、営業利益を12億33百万円(同17%増)、親会社株式に帰属する当期純利益は7億51百万円(同92%増)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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