科研製薬、原発性腋窩多汗症治療剤「エクロック」の韓国における販売承認申請を提出

 科研製薬<4521>(東証プライム)は5日、原発性腋窩多汗症治療剤「エクロック」(一般名:ソフピロニウム臭化物)について、Dong-Wha Pharm.Co.,Ltd.(韓国 ソウル市「ドンファ社」)が、2023年9月27日に韓国の食品医薬品安全処(MFDS:Ministry of Food and Drug Safety)に販売承認申請を提出したと発表した。

 科研製薬とドンファ社は、同剤の韓国における独占的販売契約を2023年6月に締結した。

 同剤は、発汗に関与する神経伝達物質であるアセチルコリンの作用を阻害する抗コリン剤に分類される外用のゲル剤。日本国内においては、外用剤の原発性腋窩多汗症治療薬として初めて承認され、科研製薬が2020年11月26日より販売している。科研製薬は、同剤のドンファ社への導出を通じて原発性腋窩多汗症に対する新たな治療選択肢を提供することで、韓国でもより多くの患者へのクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献していきたいとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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