KDDI、グーグルと戦略的協業、責任あるAIで高信頼情報サービス構築、ニュース提供企業と連携拡大へ
- 2025/10/29 07:59
- IR企業情報

■ユーザベースやカカクコムなど参画予定、コンテンツ提供者の権利を尊重
KDDI<9433>(東証プライム)は10月27日、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社とAIサービス提供を目的とした戦略的協業契約を締結した。グーグルの生成AI「Gemini」や情報整理ツール「NotebookLM」などを活用し、コンテンツ権利保護と高信頼情報の取得を両立させる「責任あるAI」サービスを2026年春に提供開始する計画である。
同協業では、AIによる無断利用が課題となるなか、正規の許諾を得た信頼性の高い情報を活用し、ユーザーが安全に情報を得られる環境の構築を目指す。AIが個々の関心に合わせてニュースや生活情報を要約・提示し、音声や文章で効率的な情報収集を支援する。これにより、利用者は確かな情報源から安心して知識を得られ、コンテンツ提供者も権利侵害の懸念なく発信できる仕組みを整える。
参画予定企業は、ユーザベース(NewsPicks Select)、ナターシャ(ナタリー)、カカクコム(価格.com)、晋遊舎(LDK)、レンガ(マンションノート)、コネヒト(mamari)など。KDDIは今後もパートナー企業を拡大し、倫理的かつ法的に適正なAI活用を推進する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























