サインポストが急伸、第2四半期の収益大幅改善し6日ぶりの上げ相場に

■書店向けセルフレジや無人決済システムの採用が拡大

 サインポスト<3996>(東証プライム)は10月16日、急反発し、11%高の471円(47円高)まで上げた後も470円前後で売買され、前日比変わらずを一日含めると6日ぶりの上げ相場となっている。前取引日(10月13日)の16時に発表した第2四半期決算(2023年3~8月・累計)が各利益とも前年同期比で赤字改善し、好感し直された形で、大きく出直っている。

 第2四半期決算(23年3~8月・累計)の売上高は前年度期比9.4%増の13億85百万円で、営業利益は前年同期の52百万円の赤字から29百万円の赤字に大幅改善した。コンサルティング事業の受注が堅調に増加した上、コンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」(イージーレジ)が合弁会社の事業拡大とともに伸び、書店向けセルフレジ「ワンダーレジ-BOOK」が「TSUTAYAレイクタウン」に正式採用され、グループ会社TOUCH TO GO(タッチ・トゥーゴー)の無人決済システムもファミリーマートブランドの小型店舗での採用が増えた他、化粧品販売店の無人化やスーパーマーケットの新業態店舗等にも活用されたとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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