【株式市場】前場の日経平均は285円高、朝方の601円高からダレるが大きく出直る

◆日経平均は3万1944円31銭(285円28銭高)、TOPIXは2285.36ポイント(11.82ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億7812万株、

 10月17日(火)前場の東京株式市場は、米NASDAQや半導体株指数の上げに加え、NY上場の日本株が久々にほぼ全面高だったとされ、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体株やTDK<6762>(東証プライム)などの上げが目立ち、日本製鉄<5401>(東証プライム)やホンダ<7267>(東証プライム)なども反発相場となった。INPEX<1605>(東証プライム)は原油相場の小反落に反して続伸基調。三菱商事<8058>(東証プライム)などもしっかり。日経平均は404円高で始まり、ほどなく601円74銭高(3万2260円77銭)まで急伸。その後は半導体株の伸び悩みなどを受けてダレ模様に転じたが前引けも上げ幅280円を保った。

 RPAホールディングス<6572>(東証プライム)が大きく出直り昨16日は全体相場の大幅安に押されたものの第2四半期の大幅増益を見直す様子。トランザクション<7818>(東証プライム)は中期計画を2年前倒しで達成した8月決算など好感され活況高。テーオーホールディングス<9812>(東証スタンダード)や東京衡機<7719>(東証スタンダード)は四半期決算が連日好感され一段と上げテーオーHDは3日連続ストップ高。アルファクス・フード・システム<3814>(東証グロース)は10月18、19日に札幌で開催される観光・ホテル・外食産業展での「配膳AIロボット」など注目とかで急伸しストップ高。。

 新規上場のケイファーマ<4896>(東証グロース)は、875円(公開価格は950円)で初値がつき、その後851円から955円で売買され、前引けは928円。

 東証プライム市場の出来高概算は5億7812万株、売買代金は1兆6078億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1182銘柄、値下がり銘柄数は585銘柄。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る