銀行、保険株が軒並み高い、日銀の金融政策会合で金利上昇余地拡大の見方

日銀と東証

■預貸利ザヤ拡大などによる資金運用環境の好転に期待強まる

 10月31日朝の東京株式市場では、第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)が取引開始後に4%高の3175.0円(114.0円高)まで上げて約2週間前につけた高値3238.0円に迫るなど、銀行、保険株が軒並み値上がりしている。日銀が30日から31日にかけて開催している金融政策決定会合の結果は31日昼頃にも伝えられる見込みで、金利上昇の余地を拡大するとの見方が伝えられている。

 イールドカーブ・コントロール:YCC、長短金利操作)を再び柔軟化し、金利上昇の余地を拡大するとの見方が伝えられている。預貸利ザヤ拡大などによる資金運用環境の好転への期待が強まっている。みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)は2612.0円(100円高)をつけて約1か月ぶりに2600円台を回復している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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