京セラは業績予想を下方修正したが高値を更新、12月の株式4分割を買う動きが決算を通過して再燃の見方

材料でみる株価

■今3月期の連結営業利益は従来予想を18%下回る見込みに

 京セラ<6971>(東証プライム)は11月2日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の8140円(585円高)まで上げて約5か月ぶりに8000円台を回復し、年初来の高値に進んでいる。1日の15時に第2四半期決算と通期業績予想の下方修正を発表し、きょうの値動きが注目されたが、12月末を基準日として1株を4株にする株式分割を予定するため、決算発表まで様子を見ていた投資家が分割取りの買いを再燃させたと見られている。決算はさえないが値動きは強いため、意外感から目先筋の買いも招く展開に発展しているようだ。

 第2四半期連結決算(2023円4~9月・累計)は売上高が前年同期比2.7%減となり、営業利益は同29.4%減だった。3月通期の連結業績予想を全体に下方修正し、5月に開示した従来予想を売上高は2.4%下回る2兆500億円の見込みに、営業利益は同18.4%下回る1200億円の見込みに見直した。

 株式分割は、2023年12月31日(日曜日のため実質的には2023年12月29日の金曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割すると9月29日に発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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