NY株の急反落などで一転売り先行となり材料株を個別に物色

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万8234円67銭(535円84銭安)、TOPIXは1475.96ポイント(31.41ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億6038万株

チャート10 10日前場の東京株式市場は、NY株の急反落239ドル安などを受けてソニー<6758>(東1)が急反落となるなど、全体に昨日の急騰から一転、売り先行となった。日経平均は中盤まで500円安の1万8200円前後でモミ合い、10時30分に中国市場が反落の始まりと伝わると一時814円36銭安(1万7956円15銭)まで下げる場面があった。前引けは535円84銭安の1万8234円67銭だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も反落した。

 イハラケミカル工業<4989>(東1)が10日発表の四半期決算を好感して急伸し、ゴールドウイン<8111>(東1)は人工合成クモの糸など材料に連日ストップ高。フライトホールディングス<3753>(東2)は引き続き消費税率10%後の軽減税還付システムなどに期待や思惑が強く連日急伸し、テラスカイ<3915>(東マ)は日本郵政のシステム受託実績あり優勢グループの大型システム投資への期待などから急伸。

 東証1部の出来高概算は11億6038万株、売買代金は1兆1884億円。1部上場1897柄のうち、値上がり銘柄数は311銘柄、値下がり銘柄数は1524銘柄。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る