ゼットは「大谷選手グローブ6万個寄贈」と大幅上振れ決算が材料視され連日上値試す

■話題的な買い材料に過ぎないようだが美津濃が安いため注目余地

 ゼット<8135>(東証スタンダード)は11月10日、続伸基調で始まり、取引開始後に5%高の294円(14円高)まで上げて上値を試す相場になっている。野球用品の大手で、「大谷翔平選手が9日に自身のSNSで、日本国内の全小学校約2万校に各3個、合計約6万個のグローブを寄贈することを報告した」(11月9日午後の日テレNEWS)と伝えられたことや、同日15時に発表した第2四半期連結決算(2023年4~9月)が5月に開示した従来予想を大幅に上振れたことなどが買い材料視されている。

 4~9月の連結業績は、5月に開示した従来予想を売上高が3.7%上回り、営業利益は28.3%、経常利益は49.4%上回った。ただ、3月通期の予想は「見直しを検討したが現時点では変更しない」(発表リリースより)とした。

 株価は9日午後に一時13%高(35円高の311円)まで急激に上げたが、終値は4円高の280円にとどまった。10日は、まだこの高値を抜けていないため、大谷選手のグローブ6万個寄贈は話題的な買い材料に過ぎないとの見方はある。ただ、美津濃<8022>(東証プライム)の株価が10日は一時11%安(510円安の4025円)まで下押しており、やはり9日に発表した四半期決算は増収増益だったため、大谷選手のグローブ寄贈はゼットに追い風と受け止められている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR株式投資情報編集部)

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