スペースマーケットは売上高の伸び目立つとされ大きく出直る、第3四半期は23%増加

■第3四半期は各利益とも前年同期比で黒字に転換

 スペースマーケット<4487>(東証グロース)は11月13日の後場、9%高の351円(28円高)で始まり、前場の376円(53円高)には及ばないが、このところの横ばい小動き相場から大きく出直っている。貸切のレンタルスペース運営や公共施設予約管理システム「Spacepad」提供などを行い、前取引日の11月10日に発表した第3四半期連結決算(2023年1~9月・累計)の売上高が前年同期比22.9%増加し、各利益とも前年同期比で黒字に転換、注目が強まっている。

 この1~9月は、2022年10月以降、注力していた検索エンジンへの施策効果も継続し、「全社総取扱高」は前年同期比で30.2%増加し、第3四半期の3か月間では前年同期比36.8%増加し過去最高となった。今12月期の連結業績予想は全体に変更しなかったが、売上高などのトップラインが予想を上回るペースで進展しているため、業績の上振れを念頭に注目する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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