ナガオカは「大口受注」続出が好感され大きく出直る、業績上振れの期待膨らむ

■「業績予想に織り込んでおらず」「速やかに開示」

 ナガオカ<6239>(東証スタンダード)は11月28日、飛び出すように大きく出直る相場となり、取引開始後に13%高の1028円(115円高)まで上げ、約2週間ぶりに1000円台を回復、午前10時を過ぎても1000円前後で活発に売買されている。

 27日の17時に中国子会社が大口受注(受注金額約38百万元:約8億円)を獲得と発表し、「当該受注は2024年6月期の業績予想に織り込んでおらず(中略)通期業績予想に修正の必要が生じた場合は、速やかに開示」などとしたことが注目され、期待が強まっている。11月13日に発表した第1四半期決算では、今期・24年6月期の予想連結売上高を98億66百万円(前期比21.1%増)としている。

 同社は11月15日にも「スクリーン・インターナル」の大口受注(受注金額約7億円)を発表した。「世界各地でプロピレン・プラントに対する設備投資が進んでおり、この度、アフリカにおいて新設されるプロピレン・プラントに当社製品が採用」されたとした。続く27日の大口受注の発表は中国子会社によるもので、「中国の混合キシレン製造プラント」に納入実績があり採用されたとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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