ミロク情報サービスは一段と出直り強める、決算の説明資料の開示と専用生成AIソリューション発表後7連騰

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■第2四半期累計はクラウド・サブスク(ソフト使用料)43%増加

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は11月28日、一段と出直りを強める相場となり、前場4%高の1694円(62円高)まで上げた後も1680円前後で売買され、約4か月ぶりの1700円に迫っている。

 11月14日に第2四半期決算の説明資料を開示し、「専用生成AIソリューション」の構築とグループ内での運用拡大なども発表、株価は翌15日から7日続伸となって出直りを続けてきた。直近は、再びこれらを評価する買いに加え、信用取引で売り建てた投資を手仕舞うための買い注文が入って上値を指向する相場になってきたと見られている。

 第2四半期連結決算(2023年4~9月・累計)は、前年同期比で売上高が6.5%増加し、営業利益は9.7%減、経常利益は1.3%増加した。新規顧客開拓とサブスクリプションモデル(利用料方式)の推進により、ストック型のサービス収入は同11.2%増加し、クラウド・サブスク(ソフト使用料)ARRは同42.9%増加した。3月通期の予想は全体に据え置いたが、主力ERP製品のサブスク比率(金額ベース)を前年度18%から25%に高める計画などが進んでいるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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