【株式市場】日経平均は550円安、ゼロ金利政策の修正巡る不透明感や円高を受け後場一段下押す

◆日経平均は3万2307円86銭(550円45銭安)、TOPIXは2324.47ポイント(35.44ポイント安)、出来高概算(東証プライム)はSQ算出に伴う売買が加わり20億4933万株

 12月8日(金)後場の東京株式市場は、前場に続いてゼロ金利政策の修正時期が早まるとの観測や大幅な円高が手控え要因になり、ホンダ<7267>(東証プライム)、ファナック<6954>(東証プライム)が14時半頃まで一段ジリ安など、見送り気分の強い相場になった。一方、ゆうちょ銀<7182>(東証プライム)などは金利高が追い風のため堅調。ニチレイ<2871>(東証プライム)なども堅調。日経平均は前引けの水準に近い550円安(3万2305円)で始まったまま小動きを続け、14時半頃に652円93銭安(3万2205円38銭)まで下押す場面があった。大引けは2日続けて下げ幅500円台となった。

 後場は、リログループ<8876>(東証プライム)が一段高となり類似業態のベネフィット・ワン<2412>(東証プライム)にエムスリー<2413>(東証プライム)と第一生命HD<8750>(東証プライム)の2社がTOB(株式公開買付)をかけたため連想買いの見方。パソナグループ<2168>(東証プライム)はベネフィット・ワンの大株主とあって売却益に期待膨らみ前後場とも買い気配のまま大引けまでストップ高。麻生フオームクリート<1730>(東証スタンダード)は大株主が保有割合を増やした住石ホールディングス<1514>(東証スタンダード)との関連への思惑や自民党の派閥パーティー自粛による資金捻出の必要性の思惑など言われストップ高。オリジナル設計<4642>(東証スタンダード)は株主優待制度の導入が好感され朝から大引けまでストップ高買い気配。ソレイジア・ファーマ<4597>(東証グロース)は開発中の新薬候補の試験に進展の期待などあるようで14時前から一段高。アドベンチャー<6030>(東証グロース)が後場寄り後に一段と上げベルトラ<7048>(東証グロース)は終盤一段高となり円高進むなら海外旅行が増えるとの見方。

 東証プライム市場の出来高概算は朝のSQ算出に伴う売買が加わり20億4933万株(前引けは10億9790万株)、売買代金は4兆8398億円(同2兆7240億円)。プライム上場1660銘柄のうち、値上がり銘柄数は230(前引けは268)銘柄、値下がり銘柄数は1408(同1364)銘柄。

 東証33業種別指数は3業種(前引けは4業種)の値上がりにとどまり、空運、パルプ紙、銀行、が高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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