【銘柄フラッシュ】メディア工房が急伸し新規上場のアイビーシーは気配値で上限高

銘柄

 15日は、神戸物産<3038>(東1)が14日に発表した四半期決算の好調などを好感して11.3%高と急伸し、東証1部の値上がり率1位。エコナックホールディングス<3521>(東1)は都心型温浴施設などに期待とされて株価2ケタの手軽さも加わり10.0%高となり同じく2位。米久<2290>(東1)伊藤ハム<2284>(東1)との経営統合が伝えられ9.7%高となり同じく3位に入り、伊藤ハムは2.4%高となった。

 秀英予備校<4678>(東1)は前週エスケイジャパン<7608>(東1)株の大量保有が伝えられたコマンドエヌ社(京都府)が秀英予備校の株式も保有とされて思惑が再燃し9.5%高。エスケイジャパンは朝方に14.9%高と急伸したが大引けは13.6%安。星光PMC<4963>(東1)は「セルロースナノファイバー」についてテレビ東京の昨14日夜放送の経済番組が採り上げたと期待が再燃して一時13.5%高の急伸となり大引けは3.8%高。イワキ<8095>(東1)沢井製薬<4555>(東1)などの設備増強報道などが連想買いにつながったとされて出直りを強め9.0%高。

 本日上場となったアイビーシー<3920>(東マ・売買単位100株)はネットワークシステムの性能監視ソフト「System Answer」などが主力製品で、公開価格は2920円。前後場とも買い気配のまま売買が成立せず、大引けは気配値のままの場合の本日上限に達し、公開価格の2.3倍の6720円の買い気配だった。

 ビリングシステム<3623>(東マ)は引き続き事業買収などが好感されて連日ストップ高の18.7%高。メディア工房<3815>(東マ)はこの秋冬に公開予定の新ゲーム4作品のティザーサイト(断片的な視聴サイト)公開などが材料視されて18.9%ストップ高となり、トランスジェニック<2342>(東マ)は共同出願中の早期がんマーカー剤の米国での特許などが好感されて17.5%ストップ高。日本動物高度医療<6039>(東マ)は長年ヒト用の試薬開発などで培った糖尿病などの応用についての業務提携などに期待が強まり5.2%高。デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>(JQS)は9月末から10月初に開催の先端技術展への出展などが材料視されて23.0%ストップ高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る