アステラス製薬は8日ぶりに反発、米国での「適応追加承認」を好感

■進行性尿路上皮がん薬「標準治療に代わる最初の治療選択肢」とし注目強まる

 アステラス製薬<4503>(東証プライム)は12月18日、軟調に始まったあと次第に小高くなり、午前9時30分には1622.0円(8.0円高)をつけ、前取引日・15日までの7日続落から8日ぶりの値上がり相場となっている。朝8時半に「抗体-薬物複合体『PADCEV(エンホルツマブ ベドチン)』米国で適応追加に関する承認を取得」と発表しており、好感買いが優勢になった。

 発表によると、同製剤は米ファイザー(Pfizer Inc.、ニューヨーク州)と共同で開発を進めているもので、進行性尿路上皮がん患者の一次治療を対象としたペムブロリズマブとの併用療法について承認された。現在の標準治療である白金製剤を含む化学療法に代わる最初の治療選択肢になるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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