全保連は配当性向の引き上げと増配が好感され上場来の高値を指向

■24年3月期の期末配当金を1株につき5円増配し30円に

 全保連<5845>(東証スタンダード)は12月21日、大きく出直る相場となり、16%高の850円(120円高)まで上げた後も840円前後で売買され、約1か月前につけた上場来の高値970円(2023年11月28日)に向けて上値を指向している。20日15時に「配当方針の変更及び配当予想の修正(増配)」について発表し、今期・2024年3月期の期末配当金を1株につき5円増配し30円の予定とし、好感買いが先行している。

 これまで「30%程度」としていた配当性向を「40%程度」に見直し、「利益の状況を勘案しながら安定した配当を継続していくことを基本方針」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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