京写は前場の下値から6%上げ大きく回復、営業・経常利益の黒字転換など見直される

■中期計画を2年延長し営業利益率は4.7%から5.3%に

 京写<6837>(GQS)は5月6日の後場寄り後に323円(13円安)で売買され、前場の中盤につけた下値305円(31円安)から6%も上げて大きく回復している。前取引日(4月30日)に発表した2021年3月期の連結決算が一転、黒字で着地したことなどが好感されている。

 4月30日の16時に2021年3月期の連結決算と中期経営計画(2020年3月期~24年3月期)の2年延長を発表。中期経営計画の2年延長については、目標がアトずれする印象になったとされたものの、次第に見直される相場になった。

 21年3月期の連結営業利益は、1月に開示した従来予想である0.7億円の赤字に対し0.98億円の黒字で着地し、従来予想を大幅に上回る好決算となった。中期計画については、当初の連結営業利益の目標15億円を16億円に(営業利益率は4.7%から5.3%に)見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る