アルコニックスが中国に特定子会社を設立、半導体用途などで拡大するめっき材料で顧客からの要請に対応

■電子材料分野の中でも重点注力、グローバルに展開

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は12月22日の夕方、連結子会社で各種めっき用材料及び関連化学品の製造・販売を行うUnivertical Holdings Inc.(本社:203 Weatherhead St,Angola,IN 46703,U.S.A.)が中国に新会社を設立すると発表した。

 新会社の商号は、Univertical International (Tongling)Co.,Ltd.(仮称)。設立年月日は2024年3月(予定)。所在地は中国安徽省銅陵市。資本金は9百万米ドル。新会社は、資本金の額が当社の資本金の額の100分の10以上に相当するため、アルコニックスの特定子会社(孫会社等)に該当することとなる。

 アルコニックスは、中期経営計画における同社グループの注力分野として電子材料分野の事業拡大を推進している。なかでも、半導体や電子部品用途で市場が拡大しているめっき材料は、重点注力製品として現在に至るまでグローバルな展開を行なってきた。特に中国においては産業構造の高度化により、当該分野でのめっき材料の需要が増加しているため、今回、生産能力の拡張を図ることで顧客からの供給要請に応えるべく、同社グループ会社の新会社を設立することを決定した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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