【株式市場】前場の日経平均は177円安、円高など逆風になり材料株や好業績株が活況高

◆日経平均は3万3503円94銭(177円30銭安)、TOPIXは2358.08ポイント(7.32ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億3767万株

 12月28日(木)前場の東京株式市場は、為替の円高などを受けて前日まで活況高だった半導体関連株に反落する銘柄が目立ち、自動車、海運株なども反落模様となった。引き続き材料株や高業績株の物色が活発で、シナネンHD<8132>(東証プライム)はユーグレナ<2931>(東証プライム)の次世代バイオディーゼル燃料の取り扱い開始など好感されて上場来の高値。瑞光<6279>(東証プライム)は第3四半期の営業利益2倍など好感され急伸。インターアクション<7725>(東証プライム)は大口受注が好感され急伸。セプテーニHD<4293>(東証スタンダード)は投資ファンドの保有判明とされ一段高。麻生フオーム<1730>(東証スタンダード)は信用取引規制の解除を受け急伸。ジィ・シィ企画<4073>(東証グロース)は政治パーティー費のキャッシュレス化期待など言われて2日連続ストップ高。売れるネット広告社<9235>(東証グロース)は新事業会社への期待強く2日連続ストップ高。

 一方、日経平均は203円安で始まり、午前9時半にかけて270円00銭安(3万3411円24銭)まで下押した後持ち直したが前引けも軟調だった。

 東証プライム市場の出来高概算は5億3767万株、売買代金は1兆4431億円。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は762銘柄、値下がり銘柄数は819銘柄。

 東証33業種別指数は6業種が値上がりし、鉄鋼、保険、非鉄金属、その他金融、金属製品、化学、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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