任天堂は再び一段高、米国で新ゲーム機への期待など言われ活況高、最近は上げに弾みの見方

■「スイッチ」でスマホ充電可能の話も出たが危険ある模様、一時は復興関連の買いも

 任天堂<7974>(東証プライム)は1月9日、再び一段高となり、後場寄り後は一段と強含んで5%高の7549円(326円高)をつけて3日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。NY市場で8日買われ、米CNBCニュースの報道として、2024年中にもゲーム機「ニンテンドー・スイッチ」の次世代機を発売する可能性と伝えられたもようで買い材料視されている。また、国内では、「ニンテンドー・スイッチ」でスマートフォンに充電できるとのSNS情報が出回ったもようで、復興関連株としての買いも波及したようだが、「スイッチ」でのスマホ充電は危険をともなうとのネット情報も出ている。

 株価は11月7日発表の第2四半期決算を受けて翌8日から2日続けて急伸し、その後は高値もみ合いを続けたが12月末から再び上値を追っている。23年3月頃からの緩やかな上げ相場に続き、11月以降は上げに弾みがついてきたとの見方があり、時間をかけなくても値幅妙味を享受できる局面に入ってきたと注目する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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