日経平均が後場700円高、33年ぶりの3万4000円台で一段と上値を追う

■1月初にスタートした新NISAを活用した買いも強い様子

 1月10日後場の東京株式市場では、日経平均が一段と上げ、13時過ぎには上げ幅が700円を超えて711円82銭高の3万4475円ちょうどまで上げて1990年3月以来、約33年ぶりに3万4000円台を回復している。

 後場はレーザーテック<6920>(東証プライム)や京セラ<6971>(東証プライム)などが一段ジリ高となり、前場に続いて半導体関連株や電子部品株、日経平均への影響度の大きい値がさ株が牽引役となっている。また、キッコーマン<2801>(東証プライム)などもジリ高となっており、1月初にスタートした新NISAを活用して生活に身近な銘柄を買う動きも出ているようだ。また、全体の上げに浮足立つ形で日経平均先物の買い戻しも膨れているようだ。

 13時20分現在で日経平均への影響度が上位の銘柄は、ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)が日経平均を122円押し上げているほか、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)が51円押上げ、京セラ<6971>(東証プライム)は32円、TDK<6762>(東証プライム)は27円、第一三共<4568>(東証プライム)は24円、ソニーグループ<6758>(東証プライム)は17円、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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