【株式市場】日経平均は70円高となり4日ぶりに高い、後場は資源株など再動意

◆日経平均は2万7736円47銭(70円49銭高)、TOPIXは1953.63ポイント(9.36ポイント高)、出来高概算(東証プライム市場)は10億946万株

 4月4日(月)後場の東京株式市場は、日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運大手が一段強含み、ホンダ<7267>(東証プライム)やブリヂストン<5108>(東証プライム)などは底堅くなり大引け間際に堅調転換など、値動きが上向きになる銘柄が増加する印象になった。レーザーテック<6920>(東証プライム)は13時頃から堅調転換。日経平均は4円高で始まり、終盤まで上げ幅40、50円前後で推移し、大引けも堅調で4日ぶりの反発となった。TOPIXも4日ぶりに高い。

 後場は、住友鉱<5713>(東証プライム)など資源株の一角が一段高となり、ブイキューブ<3681>(東証プライム)も一段と上げ、国会でのオンライン会議システム設置の動きなど材料視。ウルトラファブリックHD<4235>(東証スタンダード)は業績上振れ期待などで一段高。ランサーズ<4484>(東証グロース)はメタバース活用の教育サービス発表など好感され中盤からストップ高。

 4日新規上場となったセカンドサイトアナリティカ<5028>(東証グロース)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限値段となる3200円(公開価格1390円の2.3倍)で買い気配。

 東証プライム市場の出来高概算は10億946万株(前引けは4億7202万株)、売買代金は2兆1874億円(同1兆507億円)。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は1227(前引けは1082)銘柄、値下がり銘柄数は545(同699)銘柄、変わらずは67(同58)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、鉱業、精密機器、医薬品、情報通信、石油石炭、サービス、非鉄金属、電力ガス、水産農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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