【株式市場】シルバーウイークの連休を控え円高など気にされ日経平均は反落

株式市場 混迷 暴落 JPX

◆日経平均の終値は1万8070円21銭(362円06銭安)、TOPIXは1462.38ポイント(29.53ポイント安)、出来高概算(東証1部)は24億868万株

チャート14 18日後場の東京株式市場は、週明け水曜日までシルバーウイーク連休に入る上、円相場が前場に続いて円高基調のため様子見気分が強く、上海株式の後場が日本時間の14時に始まり軟調と伝わると日経平均は次第に下げ幅を広げて前場の安値1万8069円50銭(362円77銭安)に迫った。昨日までの2日連続高から反落。主な株価指数は軒並み安いが、東証マザーズ指数だけは小高く転じた。

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が店舗リストラ報道などを手掛かりに終日堅調で逆行高となり、ソフトバンク<9984>(東1)は前場軟調だったがプロ野球チームのリーグ優勝効果などが言われて後場は高い。クスリのアオキ<3398>(東1)は四半期好決算などが好感されて前後場とも高く、スターティア<3393>(東1)も増配などが好感されて終日逆行高。リソー教育<4714>(東1)は内部管理体制を巡り監理銘柄・審査中に指定されている中でトップ交代を発表したことなどが好感されて急伸。NJK<9748>(東2)はマイナンバー関連需要などが言われて出直りを強め、フュートレック<2468>(東マ)はアイフォーンなどで人気の多機能ボイスレコーダーアプリとの連携などが注目されて急伸。オプトエレクトロニクス<6664>(JQS)は遊休の旧本社不動産の売却報道などが好感されて急伸。
 
 東証1部の出来高概算は24億868万株(前引けは10億9658万株)、売買代金は2兆6543億円(同1兆1267億円)。1部上場1899銘柄のうち、値上がり銘柄数は286(同378)銘柄、値下がり銘柄数は1545(同1439)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は前引けと同じく情報・通信1業種のみとなり、値下がり率の小さい業種は、石油・石炭、サービス、電力・ガス、鉱業、小売り、輸送用機器、医薬品、などとなった。

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