大平洋金属が急伸、投資ファンドの保有判明と伝えられ、がぜん投機妙味

■PBR0.5倍前後のため1倍などに向け施策を打ち出す期待

 大平洋金属<5541>(東証プライム)は1月26日、大きく出直って始まり、取引開始後は16%高の1483円(209円高)まで上げて約2か月半ぶりに1400円台を回復し、値上がり率で東証プライム銘柄の1位に躍進している。25日の夕方、旧村上系のシティ、大平金株を5%超取得」(日経電子版)と伝えられ、がぜん投機妙味の強まる相場になった。

 旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京・渋谷)が大平金の株式を18日時点で5.76%保有していることが大量保有報告書でわかったと伝えられた。大平金の株式はPBR(株価純資産倍率)が0.5倍前後のため、1倍などへのPBR向上に向けて施策を打ち出す期待が強い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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