日立製作所が上場来高値を更新、米エヌビディアとの協業や米地下鉄車両の大型受注など好感

日立製作所 6501

■NYダウ最高値、日経平均500円高、円安、同社株にとって好環境に

 日立製作所<6501>(東証プライム)は3月21日、一段高で始まり、取引開始後は5%高に迫る1万3665円(595円高)まで上げ、3月5日につけた上場来の高値を約半月ぶりに更新している。19日に米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)との協業を発表して注目を集めたのに続き、20日には米ワシントンと近隣の州を結ぶ地下鉄向け新車両を現地で公開し、最大22億ドルの受注と伝えられ、好感されている。

 NYダウの最高値更新、日経平均の500円高、円安など、同社株への買いが盛り上がりやすい相場環境になっていることも買いを助長しているようだ。発表によると、米NVIDIA(エヌビディア)との協業では、米国子会社Hitachi Vantara LLCが新世代の革新的なAIソリューションを共同開発する。生成AIのような新しく革新的な大量のデータを処理するテクノロジーは、ビジネス変革を加速させる一方で、稼働システムのインフラ環境の負荷を一層高めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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