アルファが再び急反発、アマゾンの処方薬ネット販売など受け連想買いのもよう

銘柄フラッシュ

■薬局向け受け渡しロッカーなど手掛けアマゾン拡大は追い風の見方

 アルファ<4760>(東証スタンダード)は9月7日、再び急反発となり、ストップ高の1708円(300円高)で売買された後そのまま買い気配となっている。日本で初めてコインロッカーを製造し設置(1964年)した日本最大手のコインロッカー専門メーカーで、2022年7月、イオン薬局に受け渡しロッカー「STLシリーズ」の採用を発表、直近は、「アマゾンが処方薬ネット販売、中小薬局と連携、来店不要、患者負担軽く」(日本経済新聞9月6日付朝刊)と伝えられたことなどを受けて連想買いが活発化しているようだ。

 株価が動意を強めたのは8月中旬からで、タイミングとしては、アイスタイル<3660>(東証プライム)に米アマゾンと三井物産<8031>(東証プライム)が出資と伝えられた頃から急伸商状となった。同社ホームページには、「アルファでは、アパート、マンション(賃貸・分譲)、戸建向けに暗証番号やICカードを使用し、セキュリティ性と利便性を両立した商品を取り扱っています」などとある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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