ピーバンドットコムが後場ストップ高、電子部品調達の自動化システム開発に着手、「三尊底」で底入れ確認の見方

■今夏のリリースを予定とし期待強まる

 ピーバンドットコム<3559>(東証スタンダード)は2月2日、14時頃から急激に出直りを強める相場となり、同9分頃に一時ストップ高の465円(80円高、21%高)まで上げて約4か月ぶりに460円台を回復。その後も430円前後で商盛となっている。プリント基板ECサイト『P板.com』で、「半導体などの電子部品調達サービスの自動化に向けたシステム開発に着手、今夏にもリリース予定」と発表しており、期待が強まったようだ。この急伸により、株価は変則的な「三尊底」を形成し、ひとまず底入れが確認できたとの見方が出ている。

 発表によると、プリント基板に搭載する電子部品を即時見積もり、注文を可能とする部品調達自動化サービスの開始に向け、システム開発を進めている。本サービスは今夏のリリースを予定している。また、部品在庫管理、余剰在庫のCtoC販売といった部品関連サービスを立て続けにリリースして、部品調達・管理における利便性を高め、案件あたりの売上増加と既存顧客の戦略的維持を図る。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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