【株式市場】前場の日経平均は317円安となり4日ぶり反落もよう、NYダウ大幅に下げ様子見

◆日経平均は3万7646円95銭(317円02銭安)、TOPIXは2574.55ポイント(37.48ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億8262万株

 2月14日(水)前場の東京株式市場は、東京エレク<8035>(東証プライム)が一段高となり、前週末発表の好四半期決算などを受けて連日最高値を更新し、アドバンテ<6857>(東証プライム)なども続伸し半導体関連株は軒並み続伸基調となった。ただ、全般はNYダウの524ドル安など受けて上げ一服模様となり、東証33業種別指数で値上がりした業種は海運、その他製品の2業種にとどまった。日経平均は251円安で始まった後下げ幅300円前後で推移し、前引け間際に336円92銭安(3万7627円05銭)をつけたが、昨13日は1066円高で一時3万8000円の大台回復とあって、上げ一服程度の雰囲気だった。

 イトーキ<7972>(東証プライム)が買い気配のまま急伸し、12月決算の最高益と今期の続伸予想、大幅増配、株主優待の開始、自社株買いなど好感され値付かずのままストップ高。ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)も急伸し、第3四半期の大幅増益と通期業績・配当予想の増額修正など好感されストップ高目前。タツモ<6266>(東証プライム)、マイネット<3928>(東証スタンダード)は12月決算や大幅増配など好感されストップ高。まぐまぐ<4059>(東証スタンダード)は第1四半期決算など好感されストップ高。ファーストアカウンティング<5588>(東証グロース)は12月決算と今期予想など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億8262万株、売買代金は2兆7232億円。プライム上場1657銘柄のうち、値上がり銘柄数は190銘柄、値下がり銘柄数は1443銘柄。

 東証33業種別指数は2業種の値上がりにとどまり、海運、その他製品、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る