三菱重工は反発、「戦闘機の限定輸出」など材料視され最高値に迫る

■東証で海外勢の買い強く主な業種の代表格の銘柄も動意強める

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は2月22日、反発相場となり、取引開始後に1万1500円(275円高)まで上げた後も堅調に売買され、2日前につけた上場来の高値1万1655円に向けて上値を指向している。「戦闘機の限定輸出を検討、自民、公明と月内決着確認」(日本経済新聞2月22日付朝刊)と伝えられ、このところの防衛装備品の輸出解禁を巡る報道などに続いて買い材料視されている。

 東証の「投資部門別株式売買動向」(2月16日発表現在)では、「海外投資家」が2月第1週(取引日は2月5~9日)までで6週続けて買い越すなど、このところの株式市場では海外資金の買いが勢いを強めている。国際情勢的な時流に乗る半導体関連株や海運、商社株をはじめ、日本経済を買うとの意味あいで主な業種の代表格の銘柄を買う動きが強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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