住友金属鉱山がジリジリ出直る、NY金相場の連日最高値を受け注目し直される

■中国人民銀行の金保有量は1年4カ月連続で増加とされる

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は3月8日、前後場ともジリ高傾向となり、13時30分には4076円(72円高)前後で売買され、下値圏から再び出直っている。国内最大の金鉱山「菱刈鉱山」を擁し、NY金先物相場が米国時間の6日、約3か月ぶりに最高値を更新した後も続伸しているため注目し直されている。また、同社が国内外に特許を持つ近赤外線吸収ナノ微粒子を使った素材テクノロジー『SOLAMENT』(ソラメント)を世界最大規模のテクノロジーの祭典「SXSW」(サウス・バイ・サウスウエスト、米テキサス州オースティンで3月10日から3月13日まで開催)に出展する予定で、こちらへの期待も強いようだ。

 金を巡っては、中国人民銀行による金の保有量が1年4カ月連続で増加していると8日付の日本経済新聞朝刊が伝えたほか、中国人民の金購入ブームがワイドショーで伝えられた。不動産に代わる安全資産として注目が強まっているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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