【株式市場】NY株の反落など影響し日経平均も反落するが新規上場株は底堅くスタート

株式

◆日経平均の前引けは1万6926円32銭(98円44銭安)、TOPIXは1350.22ポイント(6.13ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億369万株

チャート9 10月12日(水)前場の東京株式市場は、欧州株がロシアを除いて全面安となり、NYダウも200ドル安の急反落となったことなどが影響し、ソニー<6758>(東1)などが反落となったため、日経平均は朝方に176円61銭安(1万6848円15銭)まで反落した。ただ、その後は株価指数連動型のETF(上場投資信託)を日銀が買いつける期待などがあり、時間とともに持ち直した。前引けは98円44銭安(1万6926円32銭)。主な指数は総じて軟調。

 材料株物色が活発で、「マグネシウム電池」関連の藤倉ゴム工業<5121>(東1)日本金属<5491>(東1)神島化学工業<4026>(東2)などが急伸し、音楽ヒットチャートなどのオリコン<4800>(JQS)も連結子会社オリコン・エナジーがマグネシウム燃料電池に関する特許を保有とされて急伸。水産株や建設株の一角も強い。CRIミドルウェア<3698>(東マ)は中国のゲーム会社4社へのライセンス供与発表などが好感されて活況高。

 12日、東証1部に新規上場となったKHネオケム<4189>(東1・売買単位100株)は可塑剤原料や電子材料などの機能性化学製品を製造販売し、9時9分に公開価格を5%下回る1306円で初値がつき、高値は1332円、前引けは1241円。

 東証1部の出来高概算は8億369万株、売買代金は8292億円。1部上場1985銘柄のうち、値上がり銘柄数は584銘柄、値下がり銘柄数は1208銘柄となっている。

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