【株式市場】NY続伸などで日経平均は一時180円高まで上げるが前引けにかけてダレ模様

株式

◆日経平均は2万3341円09銭(311円19銭高)、TOPIXは1638.73ポイント(29.51ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億2431万株

 10月5日(月)前場の東京株式市場は、日経平均が224ドル高で始まった後も強い展開になった。米トランプ大統領の新型コロナ感染、入院に対する前週末のNY株の反応がダウ一時434ドル安、大引けは134ドル安にとどまり、東京市場は2日午後に下げて織り込み始めていたとされ、日経平均は一時347円53銭高(2万3377円43銭)まで上げた。大幅反発基調。

 「GoToトラベル」の利用が10月最初の土・日に活発だったとされ、JR東日本<9020>(東1)などの鉄道株や空運株、百貨店株などが高い。バイク王&カンパニー<3377>(東2)は業績予想の増額などが好感されて一段高のストップ高。
リブワーク<1431>(東マ)は昼前に7~9月の戸建住宅受注速報が前年同期の3.7倍と発表し大引けまで買い気配のままストップ高。ピースリー<6696>(東マ)はホテル内のIoTプラットフォーム需要などで騰勢収まらず一段高のストップ高。トレードワークス<3997>(東1)は証券・FX取引システムの強化需要などが言われて連日ストップ高。

 5日新規上場となったダイレクトマーケティングミックス<7354>(東1)は、9時18分に公開価格2700円を下回る2600円で初値がつき、前引けは2605円。

 東証1部の出来高概算は5億2431万株、売買代金は9935億円。1部上場2178銘柄のうち、値上がり銘柄数は1927銘柄、値下がり銘柄数は205銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、値下がりはその他製品のみ。鉱業、陸運、保険、鉄鋼、電力・ガス、海運、不動産、空運、建設、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る