科研製薬は経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得

■DXを通じた変革を加速し、画期的新薬・サービスの迅速な創出を図る

 科研製薬<4521>(東証プライム)は13日、経済産業省が定めるDX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づき、「DX認定事業者」の認定を取得したと発表した。また、 経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人認定制度」において「健康経営優良法人2024」にも認定された。

 科研製薬は、2022年に策定した「長期経営計画2031」において、「画期的新薬の迅速な創出・提供により健康寿命延伸に貢献し続ける企業」、「皮膚科、整形外科領域を中心にグローバルに展開する創薬企業」の2つのVISIONを掲げている。

 そのVISIONの実現に向けた戦略の一つにDXを位置づけ、ビジネス変革と価値創造を持続する観点から「研究開発・バリューチェーンの最適化」、「データとデジタル技術を活用して変革し続ける企業風土の醸成」を基本方針としながら、全社業務を対象にIT・デジタル施策を企画・展開している。

 同社は、今後「DX認定事業者」の認定取得を契機に、DXを通じた変革を加速し、画期的新薬・サービスの迅速な創出による企業価値のさらなる向上に取り組むとしている。

 なお、同社は同日に、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人認定制度」において「健康経営優良法人2024」に認定されたと発表した。

 同社は企業経営の根幹は人材にあるとの考えのもと、経営理念である「3つのよろこび」を実現するためには、従業員一人ひとりの心身の健康が不可欠であると考えている。従業員の健康の保持・増進のための環境を整備することを目的として、2023年度より健康経営を積極的に推進している。

 経営理念「3つのよろこび」~患者さんのよろこび、社会のよろこび、社員のよろこび~

 同社では、今後も、従業員一人ひとりが心身ともに健康で活力をもって働ける企業をめざし、様々な 健康施策の取組みを進めていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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