ネオジャパンが急伸、今期さらに増益率拡大を想定、「流通株式時価総額」向上を目指す自社株買いも好感

■非流通株式を自社株買いで取得し資本効率の向上など推進

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は3月14日、急伸相場となり、18%高の1319円(200円高)まで上げて2022年4月以来の1300円台に進む場面を見せて大活況となっている。13日の夕方、1月決算と自己株式の買付(自社株買い)などを発表し、好感買いが集中した。今期・2024年1月期の連結営業利益は前期比23.8%増を予想し、一段と拡大する見込みとした。

 また、自社株買いは発行済株式総数(自己株式を除く)の5.73%に相当する85万株を発表上限とし、発行株数に対する規模が大。プライム市場の上場維持基準の「流通株式時価総額」向上を目指しており、その方策のひとつとして、非流通株式の保有株主と協議の上で持株比率の縮減を図り、自己株式として取得することがマーケットへの影響軽減や資本効率の向上に資するものと判断した。東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)に買付の委託を行い、14日朝実施した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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