LAホールディングスが高値更新、12月期末配当の増配が好感され後場上値を追う

■前回予想から24円増配し199円の予定に

 LAホールディングス<2986>(東証グロース)は12月15日の後場、動意を強めて始まり、13時にかけて3780円(120円高)まで上げてホールディングスになって以来の高値を2日連続更新している。昼12時30分に今12月期の期末配当予想を8月の前回予想から1株につき24円増配し199円とする予定と発表し、買いが盛り上がっている。中間配当は行っておらず、前期の132円から67円の増配になる。

 大都市圏でのマンション開発や戸別リノベーションマンション販売などを行い、第3四半期連結決算(2022年1~9月・累計)は前年同期比で売上高が3.7%減となり、営業利益は同39.3%減だった。しかし、クレジットラインの向上により複数の新規大型開発プロジェクト用地などの仕入れを強化し、着実な積み上げにより棚卸資産は前期末から1.5倍増加。12月通期の予想は売上高を前期比54.7%増、営業利益を同30.6%増と見込むなど大幅拡大を計画している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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