「紅麹」問題の小林製薬は小動き、きょう株主総会で注視されたが正午過ぎには終了とされ 波乱なかった様子

■午前10時開催、NHKも報道、東証のIR開示には「第5報」

 小林製薬<4967>(東証プライム)は3月28日、小動きとなり、前場に一時2%高の4985円(110円高)まで上げたものの、後場は1%安の4817円(58円安)まで軟化してもみ合い、25、26日に急落した後は2日続けて一進一退となっている。「紅麹(べにこうじ)」による健康被害問題が収束の様子を見せない中で、28日は株主総会の日とあって注目されたが、「午前10時から大阪・北区のホテルで小林製薬の株主総会が開かれ」「正午過ぎには終了」(NHKニュースWEB3月28昼12時48分)と伝えられた。

 「紅麹」問題については、東証のIR開示でも連日発表を行っており、28日は午前10時に「紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ(第5報)」を発表した。3月27日付で大阪市保健所より回収を命じる旨の行政処分を受けたことを明らかにした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る