フルヤ金属が連日高値、金の国内価格4日続けて最高値など追い風の見方、田中貴金属工業が筆頭株主で思惑も

■田中貴金属の「金」国内小売価格は4日連続最高値と伝えられる

 フルヤ金属<7826>(東証スタンダード)は4月2日、次第高となって1万1860円(570円高)まで上げ、4日続けて年初来の高値を更新している。金の地金販売の大手・田中貴金属工業が筆頭株主で17%近く保有。このところは、田中貴金属が日々公表する金の国内小売価格が4日続けて最高値を更新したことに株価が連動しているようだとの見方が出て注目されている。

 金相場はNY市場でナイトセッション(夜間取引)も含めて3日連続最高値を更新したと伝えられた。また、4月2日の金の国内小売価格は、田中貴金属の店頭小売価格が「前日と比べ39円高い1グラム1万2130円だった。同社が公表している価格の指標として4日連続で最高値を更新した」(日経速報ニュース)と伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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