QPS研究所が一時ストップ高、内閣府の大型プロジェクト落札と小型SAR衛星7号機打上げを好感

■「小型SAR衛星コンステレーション実証事業」を15億3800万円で落札

 QPS研究所<5595>(東証グロース)は4月8日、700円高(22.22%高)の3850円(9時54分)まで上げて一時ストップ高している。同社は4月5日、令和6年度の小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証(その1)を落札したと発表。このプロジェクトは、内閣府が発注し、落札金額は15億3800万円(税抜)で、納期は2025年5月期中。この実証事業は、小型SAR衛星コンステレーションの本格的な利用拡大を目指し、様々な省庁における将来的な実務利用の有効性評価や課題抽出を行うもの。同社は、令和4年度及び令和5年度に続き、この事業を落札した。

■小型SAR衛星7号機「ツクヨミ-Ⅱ」の打上げ

 続いて4月6日、同社は、小型SAR衛星7号機「ツクヨミ-Ⅱ」の打上げが4月8日(月)に予定されていることを公表した。打上げは、米国フロリダ州ケネディ宇宙センターから、SpaceX社のFalcon 9「Bandwagon-1」によって行われる。打上げ予定日時は、午前8時16分(日本時間)。打上げのライブ配信は、SpaceX社のウェブサイトで行われ、衛星分離や初交信の成功は、確認次第、QPS研究所の公式ウェブサイトやSNSで発表される予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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