さくらインターネットが買い気配、AI開発用スパコン整備補助501億円と伝わり注目再燃

■会社側は「最大補助額約500億円の申請を行っている」と開示

 さくらインターネット<3778>(東証プライム)は4月20日、買い気配で始まり、取引開始から10分を経過しても気配値のまま5500円(310円高)台に乗り、出直りを強めている。朝、「AI開発用のスパコン整備費用を経産省補助へ、さくらインターネットには501億円」(読売新聞オンラインより)と伝えられ、会社側は午前9時前に「一部報道について」を発表。「報道の通り最大補助額約500億円の申請を行っております」などとしたため注目が再燃している。

 発表によると、同社は、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資であるクラウドプログラムの供給確保計画の「次世代に向けた基盤クラウドプログラムの開発に必要な生産基盤の整備」に、報道の通り最大補助額約500億円の申請を行っている。今回の申請結果に関して公表可能なタイミングとなった時点で速やかに公表するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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