新日鐵住金は値ガサ株としての軽さはまだ発揮されず、中国を懸念

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 新日鐵住金<5401>(東1・100株単位)は10月から10株を1株へ併合したことに伴い値ガサ株としての位置付となっているが、足元では値ガサ株らしい動きとはなっていない。権利修正値でみれば9月29日に年初来安値2122.5円をつけ、今朝も2174円と軟調で安値圏でのモミ合いとなっている。神戸製鋼所が中国経済減速の影響から16年3月期を下方修正したことで同社にも中国の影響は及ぶのではないかとの懸念となっている。9月中間決算は11月上旬の発表とみられるが、数字を見るまでは大きく上値を伸ばすことは難しいだろうとの市場関係者の見方だ。

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