メドレックスが急伸、米創薬ベンチャーからマイルストン受領、業績予想を大幅に増額修正

■12月通期の予想売上高を「200百万円」から「442百万円」に見直す

 メドレックス<4586>(東証グロース)は4月24日、大きく出直って始まり、取引開始後は18%高の137円(21円高)まで上げ、約2週間ぶりに130円台を回復している。同日朝、「Alto-101経皮吸収製剤」の臨床第1相試験の好結果と米国の創薬ベンチャーからのマイルストン1.5百万USドルの受領、および業績予想の増額修正を発表し、好感されている。

 発表によると、1.5百万USドルのマイルストンは現金およびAlto社の株式により受領する。これにより、2024年12月期・第2四半期連結業績予想(24年1月~6月・累計)の売上高をこれまでの「1百万円」から「241百万円」に大幅増額修正し、各利益は大幅に赤字が改善する見込みとした。また、有償での治験薬供給が見込まれることとなり、12月通期の予想も売上高をこれまでの「200百万円」から「442百万円」に大幅増額修正し、各利益予想も大幅に赤字改善の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る