マーチャント・バンカーズは再び動意を強め戻り高値に迫る、オペレーション事業からの撤退と株式譲渡益など材料視

■ホテルやネットカフェなど施設運営事業からの撤退を進め投資会社に

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は5月日の後場、一段と強含む相場になり、14時を過ぎては5%高に迫る305円(13円高)まで上げ、4月25、26日につけた戻り高値307円に迫っている。4月22日に連結子会社の株式譲渡、オペレーション事業からの撤退、特別利益の計上を発表しており、企業体質の強化などに期待する買いが再び活発化してきたようだ。

 同社は、投資会社としての事業性を強めるとともに、コロナ禍の影響を受けたホテルやインターネットカフェなど、施設の運営事業からの撤退を進めている。都市部の投資用マンションをターゲットにした不動産投資を柱に、安定的収益基盤を確保しながら、将来性や社会性の高い投資案件の開発も行っている。このほど、アパレルや雑貨店の運営を行う連結子会社(株)ケンテンの全株式を譲渡することとし、2024年10月期の第2四半期に93百万円程度の関係会社株式売却益を特別利益として計上する予定になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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