セキュアが連日高値、宝島さん焼殺事件を受け監視カメラや画像解析、AI顔認証などに注目集まる

■「防犯カメラ画像『リレー』で追跡」とされ連想が波及

 セキュア<4264>(東証グロース)は5月2日、続伸一段高となり、16%高の2350円(330円高)まで上げて2日続けて年初来の高値を更新し、2023年7月以来の2200円台に進んでいる。「SECURE VS」(監視カメラシステム)、「SECURE Analytics」(画像解析ソリューション)、「SECURE FR(AI顔認証システム)」などを提供し、栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件の容疑者捜査で防犯カメラや監視カメラが役立ったとされることを受け、連想買いが強まったとみられている。

 「防犯カメラ画像『リレー』で追跡、栃木夫婦遺体――「電子鑑識」高まる重要性」(日本経済新聞5月2日付朝刊)と伝えられ、監視カメラや画像解析技術で先行する同社株に連想が波及したと見られている。4月中旬に高島屋<8233>(東証プライム)で発生した純金茶碗の盗難事件でも、容疑者の足取りは交差点や地下鉄などの監視カメラで刻々と捉えられていたとされる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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