旭有機材、宮崎・延岡に新生産拠点を新設、半導体装置向けで能力約3倍

■旭化成エレクトロニクス工場を譲受、管材システム事業の競争力向上

 旭有機材<4216>(東証プライム)は12月24日、宮崎県延岡市に生産拠点を新設すると発表した。2025年12月24日開催の取締役会で決議したもので、半導体製造装置向け製品の需要拡大に対応し、管材システム事業の競争力強化を図る狙いだ。中期経営計画「GNT2025」で掲げる海外および半導体関連市場を軸とした成長戦略の一環である。

 同社は主力生産拠点である延岡製造所の次世代化を検討してきた。今回、AI向け需要の高まりを背景に拡大する半導体製造装置市場に対応するため、旭化成エレクトロニクスから宮崎県延岡市所在の工場を譲り受け、新たな生産拠点として整備する。これにより生産能力は現状の約3倍に増強される見通しだ。

 新拠点の所在地は宮崎県延岡市中川原町で、半導体製造装置向け小型精密バルブ「Dymatrix」や流量制御機器「FALCONICS」を生産する。投資金額は175億円、着工は2026年12月、竣工は2028年10月を見込む。なお、同件が当期業績に与える影響はないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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