ブティックスが大きく出直る、今期の売上高24%増、営業利益32%増など好感

■介護M&A仲介事業の体制を強化、発表受け成長余地の大きさ再認識

 ブティックス<9272>(東証グロース)は5月15日、18%高の1360円(205円高)まで上げて約3ヵ月ぶりに1300円台を回復し、後場寄り後も1315円(160円高)前後で売買されて大きく出直る相場になっている。介護業界を対象とした展示会事業、M&A仲介、人材採用支援などを行い、14日夜に2024年3月期の決算と中期計画の見直し、事業計画と成長性に関する資料などを発表し、今期・25年3月期の連結業績予想を売上高24.1%増加、営業利益31.8%増加などと大幅増益の見込みとし、好感されている。

 中期計画の見直しでは、「ここ数年の急速なコンサルタントの増員により、事業部内の一部において(中略)管理体制の不備が発生しており」「M&A仲介事業の事業計画を一部見直し」、中期経営計画の最終年度を1年延長するとしたが、「成長性に関する資料では、「介護分野での同社のM&A事業の拡大余地は約100~120億円」とし、事業の成長余地をあらためて見直す様子もあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る