第一生命HDが続伸、決算発表後に買われた翌日も値上がりし注目度強い様子

■今期は「反動減」など見込むが配当は連続増配の予定に

 第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は5月16日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の3812.0円(153.0円高)まで上げ、約1か月半ぶりに3800円台を回復している。15日の14時半に発表した2024年3月期の連結決算が経常収益16%増加、経常利益39%増加などと好調で、株価は発表後に堅調転換。翌16日も好業績を好感する買いが続いている。外貨建て保険も伸び、15日の米国市場でNY株式が3指数ともそろって最高値を更新したため、さらに追い風になるとの期待もある。

 今期・25年3月期の連結業績予想は経常収益を19%減、経常利益は4.3%増としたが、経常収益ダウンの要因として「経常収益は第一フロンティア生命における当期販売増からの反動減等」としたため、保守的な予想との見方がある。25年3月期の年間配当は1株122円の予定(前期比9円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2030年までに年間400万トンのCO2貯留を目指す  三菱重工業<7011>(東証プライム)は…
  2. ■シリーズAで約300億円を調達し日本市場を拡大  Sakana AI(東京都港区)は9月17日、…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■直下型の政局激震はリスク圏外の名証単独上場・重複IPO株へのシェルター軽減策も一法  踏んだり蹴…
  2. ■政治リスク下の資産防衛、産金株とバリュー株が浮上  米国大統領選挙が迫る中、トランプ前大統領の支…
  3. ■トランプ氏支持率上昇でNYダウ最高値、金価格も高騰  どうも「もしトラ」らしい。あと2週間後の1…
  4.  政局の不安定化や予想外のノーベル賞受賞など、「ざんねん」な展開が続いた前週から一転、今週は企業業績…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る