富士ソフトの出直り継続、次世代車「SDV」の政府主導開発に期待強まる

銘柄フラッシュ

■第1四半期決算も再評価、発表後の下げを取返し上値を追う

 富士ソフト<9749>(東証プライム)は5月20日、続伸基調とり、7%高の6440円(440円高)まで上げて3日連続の出直り継続となっている。「次世代車『SDV』日本勢で30年に世界シェア3割狙う、政府主導で」(読売新聞オンライン)と伝えられ、スマートカー技術や自動運転技術向けの関連株として注目されている。

 SDVは、自動運転系統をはじめとする制御系システムをアップデートできるクルマで、近未来の需要が期待されている。14日に発表した第1四半期の連結決算(2024年1~3月)は、営業利益が前年同期比3.6%増の60億64百万円となり、親会社に帰属する四半期純利益は同78.6%増の67億31百万円だった。通期予想は営業利益を220億円、純利益を210億円としており、第1四半期の進ちょくは堅調だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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