日本基礎技術は再び一段高、好決算で上げた後も下値が堅く再び注目の様子で年初来の高値を更新

■全体相場が一服のため投資の基本の業績に立ち返り注目再燃

 日本基礎技術<1914>(東証スタンダード)は5月22日、再び一段高となり、午前10時30分に8%高の580円(41円高)まで上げた後も577円前後で売買され、約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。5月14日に発表した2024年3月期の連結決算が予想を全体に上振れて着地し、今期・25年3月期の予想を一段拡大の見込みとし、翌15日に急伸。以後、小動きだったが、下値の固さなどが着目されて再び買いが活発化したもよう。全体相場が一服のため投資の基本の業績に立ち返り注目が再燃したとみられている。

 24年3月期の連結決算では、売上高が前期比1.4%減だったが営業利益は同29.9%増加した。今期・25年3月期の予想は売上高を19.8%増、営業利益を38.3%増とし、本業ベースの収益である営業利益は一段と拡大する見込みとした。会社株主に帰属する当期純利益も8.8%増の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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